マジカントに舞い戻り、フラフラしていると、 歌を完成させたという詩人が居た。 お、メロディゲットか?と思ったがそうではないらしい。 こちらも対抗して楽器を奏でたりしてみたが、 特に反応はなかった。
この歌は、今まで覚えてきたメロディと これから覚えるであろうメロディを歌っていたので、 次にどこを目指せばいいかが明らかになった。
というわけで今、北の大地にいる。 男の子を仲間にした街から線路に沿い、 ひたすら歩いていたら、急に音楽の変わる場所に出た。
敵も強くなり、次はここだなと見当をつけた。 線路からちょっと外れ、またもフラフラしていると、 歌の中に出てきたモノが並んでいて、 一つだけ種類の違うものが在ったので、 すかさずソイツを調べてみた。
というわけで6つめのメロディをゲットしたのだ。
これは順調だ。
フラフラバンザイ。リアルならもう筋肉痛で動けない。 疲れた。疲れた。と言っているような距離を、 僕はひたすらフラフラした。
すると、なにやら遺跡があるではないか。 順調な僕は、ここ一気に調べて回ろうと 思いついた。
遺跡は北の方に入り口らしきものがあった。 そこに行くには南から回れば入れそうだ。
僕は軽い足取りで、とりあえず南に回った。
敵が現れる。
今までの見たことのない巨大なロボットだ。 砂漠に入ってからというもの、新しい敵に 結構遭遇してきた僕は、一体なのをいいことに オート戦闘を選んだ。
SMAAAASH
え?
軽快な音ともに女の子が崩れ落ちる。
248ダメージって! 女の子70ぐらいしかHPないのに!
やばい。こいつは普通の敵と違う。 僕は、すぐにオート戦闘を解除し、 逃げるための超能力を選択し、実行する。
「PPがたりません。」
ええええええええええええええええええ
そうだ、長い間フラフラしていたから、 超能力を使いまくって、それを使うための ポイントが足りなくなっていたんだ。
SMAAAASH
またもや軽快な音とともに、男の子が崩れ落ちる。
ああああああああああああああああああ もはやどうにもならない。 片膝をついていた僕は、横たえている仲間を見ながら むっくと立ち上がり、そのロボットに立ち向かっていった。
案の定、一撃でやられました。